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いじめられっ子によくある特徴

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いじめっ子に一定の特徴があるのと同じように、いじめられっ子にもある程度傾向があることは間違いありません。そこで、このページではイジメ被害者であるいじめられっ子によくある特徴をまとめてみました。

参考にしてみて下さい。

1.他の子より目立つ特徴がある

自分よりも相手が目立っていると、その相手に対していじめをしてしまうという傾向があります。それは、相手が自分よりも勉強やスポーツの点で優れているという場合だけではなく、逆に勉強が苦手であったり、スポーツが不得意であったりするときも同様です。

なぜなら、相手が自分より優れていれば、その劣等感から発生する嫉妬心が人をいじめに走らせやすく、また相手が自分より劣っている場合は、相手をいっそう弱い立場に陥れることで自分の優越感を刺激しようとするからです。

このように、良くても悪くても周囲の中で目立つことが、いじめを受けてしまうきっかけになります。

また、いじめる側の子には自己肯定感が薄いといわれますが、実はいじめられる側の子も同様で自己肯定感が弱く、「自分が悪いんだ」と思い込んでしまうことがたびたびあるのです。

2.コミュニケーションが苦手

いじめられっ子の特徴の一つとして、コミュニケーションの苦手さが指摘されています。具体的には、嫌なことをされたときに、はっきり「嫌だ」と言えない状況のことです。そして、このことがいじめを助長させる原因にもなっているのです。

また、周囲の気持ちや空気を読むことができず、自慢話ばかりしていたり、嘘をよくついたりしていると、そのことがきっかけでいじめを受けることもあります。

もちろん、いじめる側の子も周囲とのコミュニケーションがうまく取りづらく、根拠のない恐怖心などから相手をいじめてしまうケースもあります。

コミュニケーションを円滑に行えないことがいじめを生み出している原因の一つといえます。

3.自信無さげで自己否定が多い

いじめる側の特徴として、自己肯定感の薄さがしばしば指摘されていますが、この点はいじめられやすい子の場合も同様です。いじめられっ子にも、自分に自信が持てない子が多いのです。

いじめられやすい子は、自分の意見や考えに対する自信がないため、どうしても周囲の人の顔色をうかがうようになります。

その結果、しっかりと人に向き合うことが恐くなり、人の輪に加わることを恐れて集団から離れた存在になりがちなのです。

いじめっ子は、自分に自信がなくて反撃してこないだろうと思えるターゲットをいじめる傾向にあります。

だから、自己否定の強い子は、いじめられやすいことになります。

また、いじめられた子はいじめた側ではなく、「いじめられる自分に原因がある」と自分自身を責める特徴もあります。そして、「自分が悪い」と思うためにだれにも相談できず、一人で抱え込んでしまうのです。

いじめにおいては、いじめる側が悪いという大前提を確認することで、いじめられる子の心がボロボロにならないよう、サポートしていかなければなりません。

4.いじめに対して「やめて」が言えない

自分の意思や考えをはっきりと持っている状態を、仮に「自我がある」と定義しておきます。

人は、目の前に起こる様々な出来事に対して、「自分はどうしたいのか?」「自分はどうすればよいのか?」を考え、周囲の人や相手に主張したり行動したりします。

例えば自分のものをある人が勝手に取ったときには、自我のある子はすぐに「返して」と自分の思いを伝えることができます。

しかし、自我が弱い子は自分の思いをはっきりと伝えることができず、「ちょっと」と言うことができればまだよい方で、中には無抵抗のまま何もしない子どもも多いのです。

いじめられる子どもは自我を支える自尊心や自己肯定感が弱く、「自分が感じていることには価値がない」と考え、他人に自分の思いが伝えられないのです。

いじめられる側もいじめる側も「自己の存在に対する肯定感」の希薄さが、いじめの特徴として挙げられます。

「人として存在しているそのこと自体に価値がある」という自己肯定感を、家庭や学校で育まなければなれません。

そのためには、一人ひとりの子どもと正面から向き合い、その心の成長を見極めながら丁寧に接することが大切です。

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