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そもそも「いじめ」とは何なのか?

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世間では頻繁にいじめのニュースがTVで新聞で取り上げられてますよね。

でも、いじめの具体的定義まで知ってる人は意外と少ないんじゃないでしょうか?

私たち大人からすれば、子ども同士のやり取りなんて一見しただけでは、「悪ふざけ」なのか、「喧嘩」なのか、それとも「いじめ」なのかが見分けにくいこともありますからね。

そこで、このページではいじめの定義について、分かりやすく説明します。

いじめの定義

文部科学省ではイジメをこのように定義しています。

いじめは表面的、形式的にではなく「一定の人間関係のある者から、心理的・物理的攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの」

つまり、「一定の人間関係のある者」が単なる悪ふざけだと思って行為でも、それを受け取った側が精神的な苦痛を感じた場合には、その行為はいじめになるということです。

そして、加害者に当たる人物は「一定の人間関係のある者」ですから、同級生や友人など周囲に一定の関係のあるすべての人がその対象となります。

いじめは力関係、人数、期間がポイントになる

また、いじめは悪ふざけや喧嘩と大きく違っている点もあります。

悪ふざけや喧嘩は対等の立場で行われますが、いじめは「いじめる側」と「いじめられる側」がすでに形成された力関係(上下関係)の中で行われるという点です。

そして、「1対多数」と構図の中で繰り広げられる場合もあります。

さらに、喧嘩は一時的な衝突で解決することが多いですが、いじめの場合には継続的に行われることも注意点です。

いじめは深刻な問題です。時には、命を絶つという不幸な事例もあります。だからこそ、悪ふざけなのか、いじめなのかを見極めて対処することが大切です。その見極めのポイントは、次の5つです。

いじめを構成する5つの要件

1.反復性

嫌がることを反復・継続して行われている場合。何かの拍子に一度だけ嫌がらせをしたというだけでは、いじめとは言い切れません。

2.同一集団内

特定の集団の中でいつも行われている場合。それは、クラス内だけではなく、部活動集団や友人グループなども同一集団といえます。

3.故意

嫌がっていることを認識したうえで、わざと行っている場合。

4.立場が対等ではない

いじめを行っている側の人物が立場上明らかに優位であり、上下関係や力関係がはっきりしている場合。

5.傍観者がいる

いじめが行われているときに、傍観者がいる場合。

最初に述べたように、いじめは行為を受けた側がどうのように感じたかが一番重要です。相談を受けた場合には、いじめを受けた側に寄り添いながら判断することが大切です。

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